安全なキャットフードの選び方

ここまではキャットフードの種類や形状などの紹介をしてきました。それぞれに特徴がありますが、では実際にどういう点に気をつけていれば、安全なキャットフードを買えるのかということですが確認したいことが5点ほどあります。

以下の5点がキャットフードを選ぶときに確認しておきたい点です。この点を押さえておけば安全なキャットフードを選ぶことができるでしょう。

参考「https://wanko-media.com/

・タンパク質が豊富に含まれているか
・穀物が多すぎないか(グレインフリーであるか)
・品質や製造工程が安全か
・成分がバランスよく入っているか
・有害な添加物が含まれていないか

キャットフードは当然ですが、人間や犬とはまた異なった基準があります。ですので、人間の基準でフードをあげても猫には十分な栄養がとれていないのです。その1番の例がタンパク質と 炭水化物、必須脂肪酸です。

体の構成をするタンパク質は皮膚や毛を作ったり、新陳代謝を促したり、猫は毎日タンパク質を消費しています。猫も人間もこれらは同じですが、猫はタンパク質に含まれる窒素の必要量が多いため、高タンパクのフードを摂取する必要があります。

またタンパク質は20種類のアミノ酸からできていますが、アミノ酸は体内で合成できなく食事で摂取しなければいけない必須アミノ酸というものもあります。必須アミノ酸は種類や数が動物によって異なりますが、人間は9種類ですが猫は11種類必要になります。

またグレインフリーであるかも重要な条件になります。グレインフリーとフードに穀物が使用されているか否かのことを指します。猫は元々肉食動物であり、炭水化物は消化するのが苦手で好んで食べません。

また中にはフードの中に入っている穀物でアレルギーを起こす猫もいます。炭水化物の食べ過ぎは肥満や糖尿病の原因にもなります。猫にとってあまり炭水化物が多く含まれている食品はいいことがありません。

フードを選ぶ際にまずはこれらの栄養素が入っているかを確認しましょう。その上で栄養バランスが異なっていないか、製造工程や有害な添加物が含まれていないか、しっかりとパッケージを見て確認することが肝心です。

栄養素などかなり細いですが、その細かい気遣いが猫の健康寿命を伸ばすことになります。

キャットフードの形状

キャットフードには大きく分けて4種類あることは、先ほど説明しましたが、形状にも実は3種類ほどの種類があります。それぞれに特徴がありまた良さもあります。ここではキャットフードの形状について紹介していきます。

参考:ウィキペディア

ドライタイプ

キャットフードの大きな違いはフードに含まれている水分量です。ドライタイプは成分含有量が10%以下のキャットフードのことを指します。原材料を細かく切って一粒ずつ整形し乾燥させたものがドライフードと呼ばれます。

ウェットタイプ

ウェットタイプのドライフードと反対です。非常に水分量が多く水分含有量は75%以上です。一般的な作り方として原材料を細かく砕いた後に増粘剤を加えて、ドロドロにした後に小さな塊に整形するのが一般的です。

ドライフードと違う匂いが強く残っており、猫も喜んで食べます。ただし開封後は全く気持ちをしないというのも弱点です。

セミモイストタイプ

セミモイストタイプは、ドライフードとウェットフードの中間でいわゆる半生状態です。水分含有量は約30%程度で、発泡していないキャットフードのことを指します。

作り方はドライフードと似ていますが、水分含有量がドライフードよりも比較的高いことからドライフードのように乾燥する工程がありません。そのためそのままの状態では、カビが生えやすくなってしまうため、品質保持のために添加物や調整剤などが使われることがあります。

ドライとウェットのどちらを選ぶべき?

では実際三つのフードからどれを選ぶべきか特徴だけではわかりませんよね。それぞれにメリットデメリットはあります。 しかし大きな違いとして1日に摂取する栄養を取るための必要量がドライタイプとウェットタイプでは大きく異なります。

ドライフードの場合は水分を飛ばすことで栄養を凝縮することができるので、少量でも必要充分な栄養を取ることができます。反対にウェットフードの場合は、水分を含んだ全材料をそのまま使用しているので栄養をとるにはたくさんの量が必要になります。

栄養面や必要な量を考えるとドライフードの方が便利な点が多いです。 しかし猫にドライフードだけあげていても食べないケースというのもよくあります。ドライフードそのものに飽きてしまうのです。

猫は比較的色んな食べ物を食べることを好みます。また匂いでフードを判断するため、栄養価はドライフードの方がいいかもしれませんが、ウェットフードを好んで食べる傾向にあります。

しっかり食べてくれるあげ方としては、メインをドライフードにしてそこにウェットフードを混ぜる、ペースト状のおやつをあげるなどです。ドライフードだけあげるのではなく様々なフードを混ぜてあげることが重要になってきます。

キャットフードの選び方に続きます

安全なキャットフードを選ばないと病気になってしまう?

「安全なキャットフードを選ばないと病気になってしまう?」
こんな事がよく言われていますし、私も同感です。

とはいえ、
・そもそもキャットフードはどうやって選べばいいの?
・安全と見極めるポイントは?
という方も多いと思います。

そこでこの記事ではそんなキャットフードの選び方についてのお悩みを、
20年以上猫を飼っている観点から解決していきます。

具体的には
・キャットフードの種類
・キャットフードの形状
・安全なキャットフードの選び方
・愛猫に合わせた選び方
・キャットフードの効果的な与え方
の順番に重要なポイントを紹介していきます。

この記事を読めば、キャットフードに悩まなくて済みますので、まずはご一読を!

キャットフードの種類

キャットフードはどれもあまり変わらないと思われる方もいるかも知れません。キャットフードは主に4種類に分かれます。フードの選択を間違えると猫の健康を損ねてしまうこともあります。フードの種類はパッケージに記載されていますので、一度確認してみてください。

総合栄養食

モグワンの口コミがわかる!知っておきたい6つの評判より

総合栄養食は名前の通り、バランスよく栄養が入っているフードです。猫が必要とする栄養をすべて含むフードです。適切な量の総合栄養食と水があれば、健康を維持できるように作られているのが特徴です。

栄養素の必要量は生き物によって変わります。また、単純に栄養素を摂取できればいいというわけでもありません。摂取する組み合わせやビタミンとのバランスなどが、肝心になってきます。

栄養素が多すぎても吸収できないことは、人間も猫もあまり変わりません。猫にとってどの程度の栄養素が必要かという「栄養要求量」が決まっています。その「栄養要求量」を最新の研究成果と合わせてガイドラインとして決定します。

このガイドラインに基づき、ペットフード公正取引協議会の基準を満たしたペットフードは、総合栄養食と呼ばれます。

一般食

一般食は通常のフードというイメージですが、これは人間で言うところのおかずにあたります。おかずなので、一般食を主食としてフードをあげ続けていると栄養が偏りがちになります。またあまりフードの量が多いと病気になることもあります。

猫のフードも栄養バランスが健康を保つ秘訣です。一度パッケージを確認して一般食かどうかを調べておきましょう。最近猫がフードをあまり食べないというケースでは、フードの回数も見直してみると良いかもしれません。

療法食

療法食はその名前の通り、特定の病気に対して効果があるように栄養成分や比率などを意図して作られたフードです。獣医によるアドバイスや処方に従ってあげるフードとなっています。

病気で動物病院を診察した後、高齢で市販のフードをあまり食べない場合などには、療法食をあげることが多いです。猫は腎臓の病気になりやすく、病気になった際には一般食よりもその病気に対応した医療食をあげることをおすすめします。

間食

間食はいわゆる「おやつ」にあたるもので、ご褒美などを目的としたフードで飼い主とのコミュニケーションにも役に立つものです。ただし、人間と同じであげすぎには注意が必要です。

以上がキャットフードの大まかな種類です。他にもまだ何点かありますが、市販に出回っているキャットフードはこの4種類がほとんどですので、ここを押さえておけば問題ありません。

基本的には総合栄養食が猫の栄養バランスを考える時に最適です。総合栄養食と水があれば、猫の健康を維持することができます。一般食は人間で言うところのおかずですので、それだけでは猫も飽きてしまいます。

けれども総合栄養食だけだと猫も物足りないケースもあります。その際には、一般食もあげてみるといいかもしれません。また動物病院などで病気の兆候が見られた時には、フードを医療食に変えることをお勧めします。

医療食は獣医の意見を参考に栄養素を調整して作られています。特定の病気を抱えている猫には総合栄養食よりも効果があります。病気を持っている猫の場合や調子が悪い時は、こちらに切り替えるのもいいかもしれません。

キャットフードの形状に続きます

第162回日本獣医学会学術集会